十二単衣 花 222395-十二単衣 花菖蒲
十二単衣 晩春 本州、四国に分布する二十センチほどのシソ科の多年草。 名は花 が重なって咲く姿を礼装の十二単衣に例えたもの。 野原や農道な どに生える。 晩春に咲く唇形の花は茎の先に何段も 十二単 例句を挙げる。 うちかけし広さに十二単濃し 橋田憲明 しんかんと十二単衣の花ありき 井上雪 北欧の森めき十二単かな 高田風人子 十二単小さき塔なす院の奥 松本澄江 古草の緋いろに十二単かな 小林鱒一 名に負けて十二単の花咲きぬ 辻本青塔 ジュウニヒトエ(十二単衣)の和名は、花が重なり合って咲く姿を宮中の礼装として着用した十二単衣に見立てて付けられたものです。 ・これが「ジュウニヒトエ(十二単)」です。 葉は長い楕円形で対生(向かい合って)し、裏側は白っぽく、葉の縁には粗い波状の鋸歯があります。 開花 十二単衣の花の色違い 自然のキャンバス 十二単衣 花菖蒲